医療ビジネスに殺されるな(11)

ウンチが詰まると、人生も詰まる! 先日、ワシントン州のバンクーバー市のヒルトンホテルで開催されたGAPS食事療法の公認療法士が集まる国際年次総会でケーススタディーのプレゼンテーションを務めてきました。タイトルは、「GAPS食事療法、統合失調症を治す」です。本当?っと思いましたか? まだ、完治はしていませんが、どんどん、明らかに良くなっています。統合失調症につきものらしい「頭の中でするさまざまな声...

Gut and Psychology Syndrome 第八...

第八回目「GAPS用、食事治療 – 3.」 自閉症に代表される子供達の発達障害、学習障害と情緒障害、躁鬱病、統合失調症、アレルギー、喘息、アトピーなどの皮膚炎、摂食障害、癲癇などのGAPSは、腸の状態が原因ですので、それに適した方法で治さなければなりません。腸内細菌叢の生態が壊され、小腸上皮のシステムが崩れ消化・吸収不良になっている彼らに一番消化しにくい食べ物は、植物性の食物です。そして、壊...

医療ビジネスに殺されるな(10)

いつも勝たなければ気がすまない敗者たち-2 リカルドとの諍(いさか)いを切っ掛けに「闘争・逃走反応」に追い込まれた私は、過去からためてきた怒りの感情がダムを決壊させて流れ出ていたことに、先にわれに返った彼のお陰で気が付いたのでした。それを体感できた私は、それ以来、自分の怒りやイライラの原因を一瞬にして察知できるようになったのです。そしてイライラという自分の感情のエネルギーと、目の前にいる人間との...

Gut and Psychology Syndrome 第九...

第九回目「GAPS食事治療 – ケース・スタディ1.「スピーチ・ディレイ」」 今回は、GAPSの症状の一つ「スピーチ・ディレイ」について、私の経験をお話します。 話す時に躊躇する、きちんと発音できない、モゴモゴいう、吃音する、親のいう事への反応が鈍い、(酷い場合は)無反応など、症状は個人差があります。これまでに私が見せて頂いたお子さんは、1歳半から10歳前後です。またいずれのケースも、...

Gut and Psychology Syndrome 第三...

第三回目「基礎知識 2–腸内細菌と免疫システム」 今回は、人間が生まれた時から、どうやって免疫システムを築き上げていくかについてお話します。前回のコラムで説明したように、腸内細菌叢が免疫システムその物であると言っても良いほど、その役割は私たちの健康に不可欠である事を思い出してください。 赤ちゃんは、外敵への抵抗力は0で生まれて来ると、考えれば良いでしょう。生まれてから、徐々にお母さんに...