「愛」を学ぶ第一歩は、自分を愛することから始まると私は思います。その自分への「愛」は、条件なしのパーフェクトな「愛」でなければなりません。そんな「愛」を学ぶには、それなりの勇気と覚悟が必要です。それは「100% 幸せな人生への挑戦」、つまり自己に対する最高のチャレンジだからです。

脱皮 - Transformation


日本に住んでいた頃の私は、蝶になる前の蛹のような物だったのだと思います。 ニューヨークに移住して、様々に異なった文化や考え方、生き方に出会い、人生の経験を増す毎に、何度も脱皮してきました。脱皮する度に、自分のアイデンティティは明確になり、洗練され、「幸せな自分」が、自分の中で大きく成長して行くのを感じます。  人生という旅のゴールは、「自分=幸せ」。 私はそう思っています。 「自分=幸せ」とは、何時でも、何処でも、誰といても、自分は幸せなんです。 それは怒っていても、悲しくても、寂しくても、幸せな自分なんです。 私たちがいかに生きようと、全ての人間の生命のゴールは「死」です。 「死」は、全ての人に、平等に与えられた催事であり、祭事なのです。 最後の瞬間、どれだけ潔く、未練なく、自然に肉体という物質的存在を離れる事ができるか、それが全てだと思います。それが、死ぬ時の幸せです。 それには、何時その時が来ても良いように、悔いのない生き方を常にしている必要があります。それが「現在(いま)を生きる」という事です。現在という瞬間は常に変化しています。それはこの地球上において、全ての生き物に与えられた条件です。 この変化の過程における一瞬一瞬をどう生きるか、いつその時が終わっても後悔しないように、それが幸せな人間になるための重要な要素です。全ての人が「自分=100%幸せ」になる可能性を、心身の奥底に秘めているのです。何故ならそれが私たちの本質だからです。 ただその自分の本質を見出すには、それなりの真剣さと覚悟が必要です。それは今までの自分という殻を脱ぎ捨てる、いわゆる「過去の自分からの脱皮」だからです。脱皮というのは、新しい知らない自分を受け入れる事ですから、相当な勇気が要るわけです。全てに安定を求める今の世の中、知らない事実を受け入れるのは、誰でも怖いのです。  でも、私たちの本能は、自分の本質を見出す事を渇望しています。そして、私たちの社会のルールやパターンに教育された画一的な自分のイメージと、自分の本質の間で苦しむ事になってしまうのです。 この状態が、心の不健康です。心の不健康は体の不健康、つまり病気の原因にもなります。なかなか治らない病気は、この心の不健康を癒さなければ完治しません。 そして、自分を癒せるのは自分だけ。自分を癒す事は、人間としての成長であり、幸せへの第一歩でもあります。 「過去の自分から脱皮」し、人間として成長し、「自分=幸せ」に向かって前進する事をお勧めします。