第十四回目「うつ病、ニート、不安障害などの、心の病の本当の原因」

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第十四回目「うつ病、ニート、不安障害などの、心の病の本当の原因」

www.nyseikatsu.com/api/585/pdf/page08.pdf

世界保健機関(WHO)は、世界中で3億5000万人がうつ病と推定しています。また米国では18歳以上の大人で、不安障害に苦しむ人は4000万人、社交不安障害が始まるのは、およそ13歳からだそうです。

うつ病や不安障害などの心の病の正体は何なんでしょう?

私もGAPS食事療法を学ぶうちに、うつ病の原因が、実はバランスの悪い腸内細菌叢による栄養失調であり、それによって浄化されずに溜まった体毒であったことを知りました。

私はGAPSプラクティショナーになった2013年から、西洋医学で精神疾患と診断されたクライアントさんたちの治療・回復のお手伝いをしてきましたが、その大部分の人が精神疾患用の薬が体に大変な負担をかけているのではないかと心配していることを、この紙面でお伝えしたいと思います。

中学生の頃から20年以上も薬に頼っているという例や、最近では日本でも、10歳頃から精神安定剤を服用する例が増えてきていることを聞くたびに、これらの薬が、発展途上でホルモンの働きが活発化する10代の体に与える影響を考え、驚くとともに胸が痛む思いです。

脳には「血液脳関門」という、さまざまな毒の侵入から脳を守る機能が存在します。思春期にはこの関門が開き、血液中の「毒」(悪玉菌、寄生虫、環境汚染、加工食品、劣悪なサプリメント、医薬品、化粧品、ボディーケア商品などに含まれる)が一度に脳に流入してしまう可能性があります。この「毒カクテル」が脳の発達を妨げるだけでなく、正常な機能にダメージを与えてしまうといわれているのです。さらにその後、さまざまな「毒」が体内に侵入し続ければ、体の浄化機能は毒でいっぱいになってしまうでしょう。

それによって免疫機能が衰え、治癒力が追いつかず、再生すべき細胞は硬化・または老化していきます。社会人として独立する年齢には、脳も神経も大人としての新しいチャレンジ’に耐えられない状態になってしまうのです。