人生に道は、二つしかない 14.

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この前の「人生に道は2つしかない」9~13まで、心理に直接影響する身体の機能について、いくつか例を挙げて説明しました。身体の機能が少しでも機能不良に陥れば、同時に心の状態に変化をきたします。

イライラする、怒りっぽい、内向的、疲れやすい、やりたい事が解らない、やりたい事にチャレンジ出来ない、自信がない、・・・・・など。

また、過去にこのブログでもふれましたが、いわゆる三無主義(無気力、無関心、無責任)と、無感動を加えた四無主義は、実は質の悪い食事による身体機能不良が原因なのではないかと思います。

この身体機能が健全に機能している時、つまり体内化学のバランスが良く、十二分に生命力を作り出せている時、私たちは晴れやかな体感を維持している状態にあり、その感覚を称して元気だと呼ぶのです。そして、この生命力に余裕のある時、思考がポジティヴに傾くのです。

そして身体機能が機能不良に陥っている時、つまり体内化学のバランスが崩れ、必要な生命力が不足している時、私たちは曇ったような濁ったようなエネルギーを体感している状態にあり、その感覚を称して病気、あるいは気分が優れないと呼ぶのです。この生命力の不十分な状態にある時、思考がネガティヴに傾くのです。

私たち人間の身体機能は、食事によって供給される化学物質の量と質、そしてそれらの相互作用の仕方によって左右され、それによって私たちの気持ちが、一喜一憂するという事です。

ネガティヴ思考を、ポジティブ思考に変えていく必須条件は、みなぎる上質の生命力を作り出す事から始まるのです。

もし貴方が自分の人生の在り方に満足していないのであれば、まずする事は

1)(上記に説明した通り、)正しい食事の仕方を学ぶ事です。

2)全身の循環を促進し、隈なく浄化するためと、バランスの良いエネルギー供給のために、正しい姿勢を見につける事。身体は、流れる川のようなものなので、流れの滞った場所には汚れが溜まっていて、新鮮なエネルギーが供給されにくくなっているのです。

3)食事と身体の姿勢が整ったら、心の姿勢、つまり心理、思考パターンの中の悪い癖を直して行きましょう。心理や思考パターンは、腹の奥底から沸き起こる生命エネルギーの質が基になっているという事です。基を直さずして、表面的な悪い癖だけを直す事はできません。

「腹黒い」という表現がありますが、この腹の黒さは、いかに悪いばい菌が腹の底に巣食っているかという事なんですねえ。悪いばい菌が、腹の底に蔓延ると、どういった心理的影響を及ぼすかについては、次回詳しくお話してみたいと思います。

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MAKIKO道場総帥。 幸せになる為の術を学ぶ道場をニューヨークに開設。 ポスチュア・バランス・エクササイズ発案と指導。霊感をもった、ナチュラル・ヘルス&ライフ・スタイル・カウンセラー、エネルギー・ヒーラー。 健康である事、自然である事が、人間を幸せに導くと確信する。 3次元の地球に生きる意味を、追求している。