人生に幸せをもたらす姿勢 第4回 良い姿勢を支える、立ち方 : Jul 30 2009

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幸せな人生を送りたいと思っている方は、沢山いらっしゃると思います。でも、頑張っているのにどうも空回りしている、という経験をされた事が多少なりともあるでしょう。そういう方の姿勢を見ると、大抵、地に足がついていません。ひどい外反母趾だったり、偏平足だったり、足の指が魔法使いのおばあさんの鼻のように拉げていたりします。正しく足を使っていない、つまり正しく立っていないのです。
皆さんにとって「立つ」とはどういう事でしょう。朝、目を覚まして立ち上がる時、何を感じていますか?前の晩に飲みすぎたり、病気だったり、気の進まない事のある日の朝は、立ち方もだらしなくなったり、足が強ばったりしていませんか?立ち方がいじけていれば、心も素直になるのは難しくなります。これでは、人生を向上しようと思ってもなかなか、上手く行くものではありません。人生をより良いものにしたいなら、先ず、立ち方を正すべきです。それでは、全身をリラックスして立ち、顔を前へ向け、目を瞑り、体験してください。足元を見ないように。
1)10本の足の指を、真っすぐ前方へ向けます(内股に感じるくらいが良い)2)足の裏の外側、薬指と小指の間に85%、親指側に15%の割合で体重をかける(床を押さない)3)膝を緩める (曲げない)。正しく行うと、体重が前へ移動し、土踏まずが少し上り、足裏全体に乗るようになります。この時に胸を張ったり、肩を後ろに引いたり、いわゆる従来の姿勢の正し方をしてはいけません。毎日少しずつ練習していると、足裏がフワッと軽くなるのに、身体はドッシリと存在感を持って来ます。いわゆる「地に足をつける」感覚の始まりです。練習してみてください。