コスタリカ人に学ぶ、Pura Vida(ピュア・ライフ)

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夏休みで、コスタリカへヴァケーションに行ってきました。

活火山が、国中に広がって、スーパー・ミネラル・リッチな土地に、太陽が燦々と降り注ぎ降水量も多いと言う、農業天国です。

日本からかなり遠い国のせいか、オン・ライン上の日本人向けのトラヴェル・インフォメーションはあまり見つかりませんでした。

家は旦那がスペイン語と英語の両方母国語なので、(スペイン語圏では全く不自由しない代わりに、私にとっては全然冒険できずにイライラするのがちょっと玉に瑕ですが、)便利です。

私たちは、北西部のライベリアと言う地方にいました。

牛と馬の方が人間より断然多く生存し、当然食べるお肉はオーガニック・グラス・フェド&放牧牛が当たり前。飛行機やトラックで、農薬まいたりする方がコストがかかるみたいです。

ちなみに、馬にのったガウチョが牛を追っている姿を、数回目にしました。

写真:私たちの乗った車の前を、馬に乗ったおじさんが、水牛の群れを追っている所、解ります?それから、追われた水牛がジャングルの水溜りで、水浴びしている所です。ちなみに、この水牛はミルク用です。

 

ガソリンが結構高価なので、馬が未だに活躍しているんですねえ。金儲け主義に走らなければ、ガソリンの消費を抑えて自然農業で、いろいろ実は上手く行くように出来ているという事なんじゃあないでしょうか?

写真を取れなかったのが残念ですが、夕方になると子供達が頭の天辺に、お米やトウモロコシの入った袋を乗せて歩く姿が目に付きます。小学校低学年くらいの子供達だと思いますが、お家の手伝いをキチンとするんですねえ。目上の子供達は、必ず下の子の手を引いて、面倒を見ていました。TVやコンピューターの前で無駄な時間を過ごす、リッチな国のスノビッシュで結局使えない大人になっていくお馬鹿さんたちより、ずうっとスマートです。あるいは親の見栄と都合のために、いろいろな習い事に通わされる子たちより、幸せかもしれません。彼らの将来に役立つディシプリンを、小さい時から養うんです。ですから体の出来具合も、素晴らしい姿勢と引き締まった筋肉が、印象的でした。だらしのな~い生活をしているとだらしのな~い体になっちゃうのは当然です。日本人もアメリカ人も、平和ボケに食品添加物や過剰な医薬品の毒をもられて、そこにコンピューターとスマート・フォンのラディエーションを浴びていたんじゃあ、デレデレした体になっても仕方がないですよねえ。ああ、情けない・・・・。

この写真は子牛ですが、とっても痩せていて、あばら骨が見えています。これじゃあ、あまり実がとれないし、美味しくないんじゃあないかと思うでしょ?ところが何と、ホルモンやアンティバイオティック入りのご飯や不自然な物を食べさせられていない、自然で幸せな牛達は、これが本当なんだそうです。日が照っている時は、木陰でお昼ねをしていました。なんて頭の良い牛さんなんでしょう!

人間もそうですが、要するに人間を含む丸々太っている動物達は、太っているのではなく、腫れているのです。オバサンになると、・・・いやいや最近は10歳代の若者のはず・・・でも、背中が丸くなって首が体の前にぶら下って、だらしのな~い猫背の人が街に溢れていてビックリしちゃいますが、決して太っているのではなく腫れているのです!でも、ここでこの話にはいると、コスタリカの話が出来ないので、この「太っているVS腫れている」については、別ブログでお話します。何と言ってもここが病気の始まりなので。

そして実際のお味の方は、もう柔らかくて、ジューシー。しかもコスタリカの典型的なレストランでは、ショート・リヴのシチュウがたったの5ドル。コスタリカ人しか行かないような僻地のレストランなら、多分もっと安いでしょう。

牛の他には鶏肉も食べます。そして新鮮で抱負なシーフード、特にシーバスや海老がポピュラーです。そして果物、パイナップルは絶品!、その他にパパイヤ、ココナッツ、マンゴー、アーモンドなどは、街路樹でもあります。というより国中何処にでも、ただはえている。

写真:本物のココナッツ・クリーム。これを乾かして、挽いてココナツ・パウダーにする。

 

 

 

 

 

写真;ホテルの周辺の道に落ちていた、マンゴーとアーモンド。ちょっとした木陰に、ごく普通にいるイグアナ。ジャングルの中の、インコ。

毎年行くメキシコのカボ・サン・ルーカスは、家もレストランも屋根がありません。なんといっても雨があまり降らない砂漠なので、屋根がいらない。でも、コスタリカではショッチュウ雨が降るので屋根はあるのですが、壁がなかったり、一応あっても窓がただの穴でした。日本と同じで、湿気が強いので、伝統的な建物はカビなどが蔓延らないように通気性が良いのでしょうねえ。

1949年に、コスタリカは軍隊を放棄し、1990年頃からは特に教育に力を入れ、生活の質を向上する事にフォーカスを置いた政策をとっているそうです。観光ガイドのお兄さんに寄れば、大学卒業率は全人口の70%だそうです。

日本はまた軍隊を設置したい考えがあるそうですが、何を考えているのでしょうねえ?軍を持ったらその維持費にとってもお金がかかります。それに兵士はどうするんですか?別に戦争をしかけなくても、いまさら軍隊をもったりしたら、それだけで周りの国々を不必要に脅かす事にもなります。得に今は東日本大震災の後片付けに専念すべき時だと思いますけど?福島のTEPCOの原発事故以来の地下水汚染の処理とか、もっとお金も労力も緊急に必要な問題が山積みのはずですよねえ?その前から、日本の教育だって超問題だと思いますけど?軍隊より先に、やるべき事が沢山あるでしょ?あの方は、国が軍隊を持つ事で得する会社とか人から特別にお支払い頂いているのでしょうか?それは誰ですかねえ?っといろいろ猜疑心が沸き起こってしまいます・・・・。

そろそろ日本も女性総理大臣を起用する時かもしれませんね。推古天皇の時代に、内乱が起こらなかった事を日本史の時間に習いましたか?それで彼女の死後、その弟を天皇に立てたら内乱が起こり始めたので、別の女性を持って来ようとしたけれど、もう上手く行かなかったという話だったと思います。女性が政治のトップに立つ方が、平和が保てるという説の代表的なものですね。ドイツも女性のチャンセラーだし、ヒラリー・クリントンももしかしたら次期アメリカ大統領かもしれないし、そろそろ女性が上に立っても良い頃かもしれませんね。

スピリチュアルなところでは「プレアデスの伝説」、御存知でしょうか?

そうAnyway,そこでコスタリカンたちの合言葉は、「Pura Vida!」。 ピュア・ライフ。

人生を豊にする事に、力を注ごう!って感じでしょうか?

それでも、大手スーパー・マーケットに行けば、勿論山のような精製された、人口保存料や砂糖、MSG入りのパッケージが並んでいました。

もう現代社会の黒い影は、コスタリカの大自然も脅かし始めていたのです。アメリカと仲良しのコスタリカです。何処まで、このキャピタリズムのインベーダーを、食い止める事が出来るのでしょう?

メキシコのカボ・サン・ルーカスは、2008年から2011年までの5年間の間に、アメリカから大量に入ってくる不自然な生活の汚染が、凄い勢いで進んでいましてけどね。中南米は、動物性蛋白質とスターチ(穀類、豆類)が、ご飯の中心ですから、一旦腸内細菌が滅茶苦茶になったら、どうなるかは簡単に推測がつきます。GAPSが南米の国々に広がるのは時間の問題でしょう。私もスペイン語ならっとこうかなあ・・・?

やっぱり、みんな一度は魂を売って金儲けに走ってみたいんで少ねえ。ああ、勿体ない・・・。

でもねえ、病院やお医者の看板を見かけませんでしたねえ。カイロプラクターが一件、歯医者が一件、・・・・。現代社会の進んだ国の人と比べて、病気にならないんでしょうねえ。それにそういえば、彼らはねえ、ブッシュ・ドクター(ハーブやエネルギー・ヒーリングで治す、ヒーラー達)に行くんですよ。ニューヨークの私のオフィスにも、中南米の人が結構きます。彼らは西洋医学を信じていないんです。感性が未だ豊なんですね。大体歯医者に、クリーニングしてもらいに行くなんて、自分でキチンと磨けば良いんですよ。しかもただのクリーニングに、ノーボケイン(一種の麻酔)をかける臆病者達!それから歯が悪くなるのは、栄養失調だって知っていました?食べても吸収できない、腸の状態になってしまっている現代人が多いんです。カルシウムの食べ方が悪いんです。言っておきますが、量じゃあないですよ。サプルメントなんかとっても駄目です。

写真:海を前に、木の下の野外レストラン。キャッチ・オブ・ザ・デイ(今朝釣ってきた魚)をリクエストにあわせて料理して食べさせてくれる。マグロのタタキが、とても美味しかったです。お醤油が、あったらもっと良かったんだけど~。とやっぱり私も日本人です。

 

最後に、コスタリカの夕焼けで、このブログを締めくくりましょう。皆さんも、機会があったら、コスタリカを訪れてみてください。ああまり現代病に侵されないうちに。

 

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MAKIKO道場総帥。 幸せになる為の術を学ぶ道場をニューヨークに開設。 ポスチュア・バランス・エクササイズ発案と指導。霊感をもった、ナチュラル・ヘルス&ライフ・スタイル・カウンセラー、エネルギー・ヒーラー。 健康である事、自然である事が、人間を幸せに導くと確信する。 3次元の地球に生きる意味を、追求している。