駄目な自分を受容れよう。

0
280

皆さんが人生に悩むのは、駄目な自分が自分の中にいるからですよねえ?常に大丈夫な自分なら、悩む必要ないわけですから。
しかしながら、この悩み方が正しくない。

悩むなら、悩んでいる自分をよ~く観察しなきゃあ。でも悩んでいる自分に出くわすと「大丈夫、大丈夫・・・。」と大丈夫な振りをするんですよねえ。これって、悩んでいる自分を否定している事になってしまいますよねえ。駄目な自分を否定する。・・・つまり自分を否定する。

勿論仕事中とか、人が集まるような所で、堂々と悩んでいる自分を出すわけにはいきませんよ。

でも、悩んでいる自分を罰するのは無意味ならぬ、身体に、健康に害になりますから。

悩んでいる自分を抑えつけたり、認めなかったり、無視したりするのって、すごい体力の無駄なんですねえ。 コレを始終やっていると、人間疲れて老化が進んじゃうんです。

全然全く駄目な部分の無い人間なんて、この世の中にいるんでしょうか?・・・・・・いませんよ。 ねえ、みんな駄目な所と大丈夫な所と両方持っている。 当たり前でしょう?

私のポーランド人のお客さんが、ニューヨークでは真の友達を作るのが難しい。「真の意味での友達と言うのは、困った事があったら相談できる、助け合える友達を言うのだ。端にみんないつも幸せみたいなふりをして、ただご飯を一緒に食べるのが友達じゃあない。」と言っていました。

あれっ?何を言おうと思ったんだったかしら・・・・・?

ああ、そうそう・・・、怒ったり、悲しんだり、不安になったり、一般的にネガティヴとよばれる心の状態に陥ると、瞬時にそれを正そうとする人が沢山います。いわゆるポジティブとよばれる状態、つまり楽しそう、幸せそう・・・・というヤツです。

でもね面白いのは、私が学んだ東洋医学の哲学では、

怒り、哀しみ、悲しみ、心配、不安、驚き、喜びは、「7つの感情」と呼ばれ、7つともイコールなんですねえ。どっちにしても人間は、この7つの感情を学ぶように人生が出来ているんです。 怒りVS喜びですが、どちらが良くて、どちらが悪いという事はないんです。

っで、何がいけないかと言いますと、エクセス・・・つまり過度な怒り、過度な悲しみ、・・・・この「過度」がいけないんです。

「過度」な喜びもいけません。

なかなか面白いでしょ?

(続く)

シェア
前の記事「自閉症で、一生話せない」
次の記事駄目な自分を受容れよう2.
MAKIKO道場総帥。 幸せになる為の術を学ぶ道場をニューヨークに開設。 ポスチュア・バランス・エクササイズ発案と指導。霊感をもった、ナチュラル・ヘルス&ライフ・スタイル・カウンセラー、エネルギー・ヒーラー。 健康である事、自然である事が、人間を幸せに導くと確信する。 3次元の地球に生きる意味を、追求している。