心の病気は、食べ方から始まる3

0
299

現代のコンビニ弁当やMSGタップリご飯で育った、あるいはそういう物を長い間召し上がっている方々は、身体の刺激に対して鈍感になっています。

そうすると心も鈍感なんですねえ。

でも、どんな刺激であっても、刺激は情報です。情報と言うのは、同じ情報であっても受け取る側のその情報処理量と情報処理の仕方によって、それをベースにしたプロダクト、この場合私達の行動、立ち居振る舞いが違ってきてしまいます。コンピューター上の写真などのリゾリューションと似ています。同じ写真でも、リゾリューションが違うと、滑らかが違います。滑らで上質のリゾリューションを作るには、肌理細かな情報が必要になります。人間の行動も同様なのです。脳と言うコンピューターが繊細であればあるほど、その最終的産物である私達の行動は、滑らか、細やか、つまり丁寧で人間として上質という事になります。

全ての皆さんが実は上質の心を持っています。 でも、それに見合う上質の身体が無ければ、その上質の心を表現する事は不可能です。

それから人間と言うのは刺激を通して人生を学ぶ動物なので、入ってきている刺激を十二分に感じる事ができないと人生における興味が湧かない、結果的に「つまらない」という事になっていきます。何をやってもつまらないんですねえ。また言って見れば、この情報収集能力、処理量、処理の仕方の違いによって皆さんの個性も違ってくるでしょう。

勿論この刺激によって人間としての振る舞いや行動を学んでいくわけですが、刺激から得る感覚と言う情報に、欠陥や欠落があるので、どういう行動を取ったら良いか解らないという事になってしまいます。

あるいは、肉体感覚が完璧でなければ自分の筋肉繊維すらコントロールしきれないという結果になりますので、つい力を入れて勢いで行動を起こす事になる。そうすると、粗野、粗雑な振る舞いをする人になってしまいます。

またお菓子などの、三白といって白い砂糖、小麦粉、お米などの、栄養のない空っぽな食物を食べて自分のエネルギーを無駄にしている人は、体幹に力が通りませんので、いわゆる胴体力がない状態に陥ります。どう体力の無い人は、だらしの無い人、疲れやすい人、不親切な人、などになってしまうのです。市販の缶詰、瓶詰め、冷凍食品を召し上がる方も、同様です。こういった物は、死んでいるご飯ですので、全くのエンプティ・カロリーなんです。ゴミです。

朝ニュースウォッチという日本のニュース番組で、道を歩いている日本の日本人がインタヴューに答えたりする時に、職業と年齢が出たりしますが、皆さんびっくりするほど年齢以上に老化しています。元気のない、色の悪い、人によってはその年齢に対して皺が多すぎるとか・・・・。 テレビを通してみていても、肝臓は毒素で一杯、腎臓はボロボロなのが解ります。あれじゃあ、日本の経済が上向きにならないわけです。

随分まえのといっても、確かリーマンショック辺りだったと思いますが、NYタイムズに日本の経済が落ち込んだのとセックスをしないのには関係がある・・・云々という記事が載っていましたが、経済が落ち込んでいるのと少子化とは、もしかして基本的に長い間の悪い食べ方と立ち居振る舞いに原因があるんじゃあないかと、私は密かに思っています。

シェア
前の記事心の病気は、食べ方から始まる2
次の記事「自閉症で、一生話せない」
MAKIKO道場総帥。 幸せになる為の術を学ぶ道場をニューヨークに開設。 ポスチュア・バランス・エクササイズ発案と指導。霊感をもった、ナチュラル・ヘルス&ライフ・スタイル・カウンセラー、エネルギー・ヒーラー。 健康である事、自然である事が、人間を幸せに導くと確信する。 3次元の地球に生きる意味を、追求している。