猿か人間か- 胸を張って生きてはいけない

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人間の姿勢というのは、その人の生き方そのものなんですよ。一人一人の思考、態度、それまで生きてきた歴史・・・全ての軌跡が集約されたのが姿勢なんです。

姿勢に現われてしまうんです。自分の魂を大切に生きているかどうかが? 自分の真実に正直であるか否か? どんなエゴをお腹の中に隠しているか? 自分に向き合っているか、自分から逃げているかが? (どうしてこういった事が現われてしまうかについては、別のブログでお話しましょう。それはねえ、体内化学と力学なんですよ。)

人間ならどんな人でも、エゴを持っている。エゴ0の人はいません。エゴ0は、神様仏様です。人がなくなって49日までは、御霊前、それ以降は御仏前ですよねえ。つまり私たちは死んでから49日までは、エゴ0にはならないという事です。

と考えていくと、エゴがあるうちは霊なのかな?・・・・ははあ~。なるほど・・・。という事になるわけです。勿論これは仮定法の領域を超えませんが、そういう方向に思考を巡らせていくと、英語のスピリチュアルが日本語の霊的にあたりますが? そうすると真のスピリチュアルの定義は何になるのかな?・・・・もしかしてスピリチュアルの定義は自分のエゴを知る事かしら~?

スピリット(霊)とスピリチュアル(霊的)は、あくまでも違うわけです。もし私たちが、すでに霊であれば霊的にはなりえない。・・・・・そうすると真にスピリチュアル(霊的に長けている)というのは、どういうことかな~?と。

私の長~い経験と沢山の知識を酷使してまとめると、スピリチュアルであると言うは、自分のエゴに向き合い、研究し、自分のエゴの使い方を知っている人という事になります。

あっ、御存知でしたか? 実はエゴって、とってもパワフルな能力だって。まあ、自分のエゴをしっかり見つめて研究しないと使いこなせません。ほとんどの人が、エゴに使われているんです。まあ自分のエゴを使いこなすのは、馬乗りと似ていますかねえ。よ~くその性質というか性格と言うかを理解して乗らないと、馬って乗りこなすの難しいんですよ。

皆さん大丈夫ですか? ついてきていますか? まあ、これはあくまでも私の独創的なサジェスチョンです。

そこで姿勢の話に戻りますが、この前の「猿か人間か」のブログの中で書いたように、胸を張る事で姿勢を矯正するとどうなるか?ですが、「そっくり返った状態」になります。

この「そっくり返った状態」だと、何が都合が悪いかと言うと、先ず立った状態で腰に負担がかかる。腰といってもいろいろありますが、調度腰椎と胸椎の間くらいの良く皆さんがギックリ腰になるあたりが縮みます。この辺に何があるかと言うと、

1.先ず女性は両サイドの卵巣と卵管です。ここに負担がかかれば、当然PMSは酷くなり、赤ちゃんも出来にくい身体になってしまいます。

2.この辺りに、腎臓がありますから、その働きは悪くなり血を綺麗に出来ないし、尿の生産にも支障が出るでしょう。血が汚いサインは、皮膚病、アレルギー、花粉症、関節炎、目の下の隈、お肌のタルミと小皺、膀胱炎、腎臓系の病気、肝臓系の病気・・・はあ、ほとんどの病気の始まりはここにあるかな。

3.腎臓の上の所にアドレナル・グランドがありますが、いつもここを刺激している事になるので、イライラ、落ち着かない性格、ADD 、 ADHD、怒りっぽい、躁鬱症、緊張しやすい、不安、心配、等など。

4.横隔膜が緊張しっぱなしになるので、呼吸困難、そこまで行かなくても呼吸がし難い、高血圧、異常にドキドキする、目まいがする、・・・・。

ねえ?このそっくり返った姿勢で長い間いると、何にも良い事がないんですよ。これじゃあ血液もホルモンも循環しないし、どんどん老化するし、疲れるし、頭はスッキリしないし、仕事がはかどらないし、良いアイデアが生まれない・・・ストレスが溜まって病気になる。

以上に上げたのは、間違った良い姿勢を含む悪い姿勢から病気になるメカニズムのほんの一部です。

大体どうして胸を張らなければならないのでしょう?

 

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MAKIKO道場総帥。 幸せになる為の術を学ぶ道場をニューヨークに開設。 ポスチュア・バランス・エクササイズ発案と指導。霊感をもった、ナチュラル・ヘルス&ライフ・スタイル・カウンセラー、エネルギー・ヒーラー。 健康である事、自然である事が、人間を幸せに導くと確信する。 3次元の地球に生きる意味を、追求している。