自閉症改善3.アンティビオティックかプロビオティックか

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痛みが何だか知っていますか? 痛みは、炎症が起こるから起こるんです。炎症が起こるような事になっているからなるんですねえ。炎症というのは、私たちの免疫力そのものなんです。人間の身体の中に、ばい菌、カビ、パラサイトなどのインベーダーが入ってきます。これらの物たちは、人間にとっては毒です。この毒が内臓や脳に回れば、大変な病気になってしまいます。

この毒を撃退し、クリーンアップするには高熱を出して循環を良くするしかないんですねえ。

このいらないインベーダーたちは36度7分以上の体内環境では生きる事が出来ません。それで身体が体温を上げるんです。39度以上の高熱を出せば癌細胞も死ぬと、どこかで呼んだ事があります。

つまり、熱、炎症、腫れ・・・・・・etcは、自分の免疫力のなせる業、でもこういった状態にあると、ちょっと生活に不便ですよねえ。

そこで、わが近代メディスンのキングであるアンティビオティックが、とっても重宝。

アンティビオティックの歴史を簡単に。先ず、1928年にアレクサンダー・フレミングというスコットランドの化学者によってペニシリンが発見されました。実際に病気にしようされたのは、1930年です。その後、1945年頃と言うと、第二次世界大戦が終わったくらいから、大量生産が始まりました。

そして、その重宝さに人間は魂を売ったのです。このアンティビオティックで、熱、炎症。晴れなどの不快感を解消するために、私たちの体内にすむ大切な微生物たち=腸内細菌(酵素やプロビオティックなど)は、このアンティビオティックによって殺されしまったわけです。

アンティビオティックが死んでしまって、その生態系が崩れる事で現代病の時代が始まりました。このアンティビオティックによって、腸壁(腸だけでなく、口から肛門までの消化管の壁)を守っていた腸内細菌がいなくなってしまったので、口や鼻から入ってくるばい菌、カビ、寄生虫、金属、化学物質は、腸壁を超えて血管に入り込む事が出来るようになりました。これらの毒たちは、血中に流れる免疫力を疲れさせ、いざという時に働けないようにしてしまうだけでなく、他の内臓壁や脳にまで到達し、その機能を破壊し始めたのです。

その結果が、最近の異常に増える癌や糖尿病などの免疫不全、アレルギー、喘息、アトピー、酷いニキビ、そしてそれが進んで、今や子供たちの多動症(ADD,ADHD)、自閉症(PPD、アスペルガー・シンドロームを含む)、発達障害、学習障害、そしてうつ病や分裂病にまで、その影響が進化してしまったという事です。日本で一時期増加したニートも、その一種であると私は疑っています。

アンティビオティックの進化と同時に、ワクチン接種の増加、食品添加物の増加、建築物の質の低下(シックハウスの原因)など、毎日の生活の中の「複合汚染」(有吉佐和子著)が、最近の子供たちに起こっている異常な事態の原因なのです。

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MAKIKO道場総帥。 幸せになる為の術を学ぶ道場をニューヨークに開設。 ポスチュア・バランス・エクササイズ発案と指導。霊感をもった、ナチュラル・ヘルス&ライフ・スタイル・カウンセラー、エネルギー・ヒーラー。 健康である事、自然である事が、人間を幸せに導くと確信する。 3次元の地球に生きる意味を、追求している。