スピリチュアリティの、学び方。

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スピリチュアリティは、学習(Learn)する物であり、勉強(Study)する物ではありません。

学校の勉強のようにスピリチュアリティを、勉強しようという方が増えていますが、これでは機能しません。

スピリチュアリティは、書道や武道ののように体得する物です。

先ず、スピリチュアルである事がどういう事なのか、体験し体感し、自分のエゴをそぎ落としていく過程で、自分という存在に何が起きているのかを感じ取る事が大切です。それは、なかなか勇気のいる、大変な作業です。

講習会で聞きかじってきたり、本やウェブサイトでお勉強しても、知識として学んだスピリチュアリティを物体的存在であるボディ(身体)を通して現実化、物体的表現化出来ないのであっては、本当の意味で学べているとは言えません。

それでは、地球上におけるスピリチュアリティを解っていないという事になります。

地球とは、重力の働く磁場です。だから物体がこういった形で存在するのです。その物体的存在の身体と霊的存在の魂が実は一つであるという事を思い出し、それを楽しめるようになる事が、地球上におけるスピリチュアリティです。意識が体から抜けた状態で、良い気持ちになるのはスピリチュアリティとは言えません。何と言ってもこの体と魂が一つなのだという事を、体の全ての細胞達が思い出す時、グラウンディングという状態、つまり地に足がついた状態になるのですから。

どうしてこのような勘違いがはびこるかというと、現代の人間の考え方や行動が西洋の心身二元論を元に構築されているからです。そして、心身統一という言葉の解釈が、二つの別々の物を一つにする感覚なのです。まるで、白いブロックと黒いブロックを重ねるような。これでは、何時までたっても、二つの物は一つに融合しませんよね。

特にスピリチュアリティにおける魂と体の関係は、陰陽説をもとにした心身一元論が正しいわけです。

陰陽に代表される、月と太陽の関係ですが、月が出ている時に太陽は無くなってしまったりしません。太陽は存在し、見えなくても地球にそのエネルギーの影響を充分与えています。太陽が出ている時、月は見えにくくなりますが、やはりそこに存在し地球に影響を与え続けています。地球上では月と太陽は、二つが一つで機能する関係にあるのです。

人間の地球上における動物としてのゴール何でしょう?子孫繁栄、人間が耐えない事。とすると男と女が一つで機能する関係にあります。 どちらが上でも下でもありませんし、善と悪に分ける事も出来ません。何故ならこの二つが同時に存在しなければ、その二つが存在する事で生まれる何か(この場合ベイビー、または次の世代)は、全て存在出来ない事になるからです。陰陽の関係は、そういう物です。

地球に、南極と北極があるようなものです。

体と魂は、地球上ではやはり二つが一つで機能する関係です。魂は、物体としての体が無ければ何も表現出来ないのですから。ある宗教が主張するように、魂が上で身体が下な訳ではないです。

もし魂の方が高級で、その高級な存在だけになりたいなら、体をなくしてしまえば良いわけです。つまりそれは、死を意味しますが。そんなに体の問題と付き合うのが嫌なら、死を受け入れれば良いわけです。それが、間違ったスピリチュアリティの結局行き着くゴールです。

地球では、身体は現実であってイリュージョン(幻想)ではありません。

勿論、死は時期が来ないと訪れませんので、身体を通さずに上の世界ばかりにあこがれるようなスピリチュアリティを目指す人は、大抵ボーっとしています。夢見る夢子さんだったり、頭でっかちだったり、また、俗に言う物質的スピリチュアリズムだったりするのです。つまり地に足がついていないのです。

言っておきますが、課題をクリアしなければ学校を卒業できないのと同じように、この世を卒業する事は出来ません。勿論タイムリミットというのはあります。これが寿命です。寿命は、多少なりとも延ばす事が出来ますが、もう少しで課題がクリアになるという場合のみです。大抵は決まった時間で、地球に住む権利である身体を諦めなければならなくなります。まあ、次に行く所があるからですが。

ついでにお話しますが、寿命までに課題をクリア出来なければ、もう一度地求人をやり直すという事になります。これが輪廻転生です。魂には時間の観念がないので、何回繰り返しても、落第というレッテルが貼られないのが良いところです。何度でも、好きなだけお勉強してくださいと言う事です。また、時間は物体的なものです。時間の無いところでは、二つの事が同時に起こっても不思議ではないそうです。つまり私たちが過去生だと思っているものは、今私たちが思っている間に同時に起きているという事だそうです。

私たちが最終的にクリアにしなければならない課題とは、体と魂の陰陽的バランスを受け入れ、地球上でしか楽しむ事の出来ない身体を通した人生を、心からあるいは魂から楽しめるようになる、そんな自分を愛せるようになる事が、地球上におけるスピリチュアリティだと主張します。

それを学ぶには、身体という物体の使い方によって、いかに魂の状態が変化するかを学ぶ必要があります。スピリチュアルになる、あるいはスピリチュアリティを学ぶには、常に新しい自分を体験し感性を養う事が近道なのです。

この身体と魂の陰陽的バランスが姿勢なのです。 真に姿勢を学ぶには、身体の形ではなく、自分と空間との関係=地球(地面)との関係を受け入れる感性を磨かなければなりません。

地球上において、私たちがフォーカスしなければならないスピリチュアリティは、光との関係ではなく、地球との関係なのです。スピリチュアルを説く人たちが上の話しかしないので、中途半端な知識が一般的になっていますが、地球上でのスピリチュアリティは、足元、下を見なければなりたたないのです。「下」とは、地面とそこに存在する自分との関係です。

皆、「灯台下暗し」なんですね。勿論、その最終ゴールのために、魂たち、つまり光との関係を思い出さなければならないわけですが、そこで終わってしまっては駄目なのです。

地球上で、本当にスピリチュアルな人は姿勢が柔らかく真っ直ぐです。胸を張った形の姿勢は、使えないです。身体の強張った、胸を張った、あるいは逆にだらしの無い姿勢の仙人は、想像できませんよね。姿勢的に考えれば、真にスピリチュアルな人は、常に自分の身体の真ん中に自分を置いている人です。魂が喜ぶ身体創り、姿勢創りが大切ですね。

物質的に人間の身体は円筒形だと思えば良いです。内側は大体消化器官にそって考えれば解り易いです。口からお尻のの穴まで、一本のチューブです。上の穴も下の穴も身体の外の空間と関係するために完全に閉じていません。口と肛門が一種のドアのような機能をしています。このチューブの中には沢山の微生物たちが私たち人間の一部として存在し、人間の機能をサポートし、エネルギーをプロデュースしています。これが人間の存在です。この微生物たちの生態系のバランスが上手く言っていればいるほど、人間はスピリチュアルであり、その器である身体の姿勢も良いです。

この微生物の住む消化器官は、人間のセンサー、感覚機関になっており、一番身体の外にある皮膚と表裏いったいの関係になっています。この表裏一体になったセンサーの中心は空洞です。その空洞の中で、地球から登るエネルギーと宇宙から降りてくるエネルギーが私たちの生命エネルギー(気、身体のオーラ、エーテル体など)と交わって、私たちという存在(別のエネルギー)を作ります。

それを、体験し体感し、その経験を自分のものとして心身に取り入得れていく事、体得する事が、スピリチュアリティを学ぶ方法なのです。三つのエネルギーをバランス良く取り入れる事が出来た時、貴方は真実の愛、無条件の愛を学ぶでしょう。

 

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MAKIKO道場総帥。 幸せになる為の術を学ぶ道場をニューヨークに開設。 ポスチュア・バランス・エクササイズ発案と指導。霊感をもった、ナチュラル・ヘルス&ライフ・スタイル・カウンセラー、エネルギー・ヒーラー。 健康である事、自然である事が、人間を幸せに導くと確信する。 3次元の地球に生きる意味を、追求している。